Experiment Reports
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- Marketing
コクヨのクリエイティビティを、
必要とするすべての人に届けるには?
小亀 信平
ビジネスサプライ事業本部
デジタルマーケティング
2022年入社
※取材当時
Profile
01
Webメディア企画やメーカーの企画・マーケティングなどを経験した後、大手EC・通販企業のECサイト運営、DX推進などを長年にわたって担当。その後、ECの知見を活かして組織に貢献したいという想いから、コクヨに入社。現在はコクヨの流通事業 カウネットのEC本部の本部長を務め、Webの全体戦略からWebマーケティング、UI/UX向上の推進などに尽力。
入社の経緯
02
なんて感性あふれる会社なんだろう。
それがコクヨの最初の印象。
なんて感性あふれる
会社なんだろう。
それがコクヨの最初の印象。
長くECに携わってきた自分の知見を活かして、伸びしろがある組織の成長に貢献できないだろうか。若い頃は自分の成長ばかり考えていたけど、これからはスキルや経験を社会に還元していきながら自分も成長したい。そう考えていた中で出会ったのがコクヨでした。正直、コクヨはこんなにも数多くの優れた商品を世に送り出しているにも関わらず、ECをうまく活用できておらず、非常にもったいない状況だったんです。ECの力を借りれば、コクヨの可能性はもっと広がるはず。そして組織全体も、もっと強くなるはず。そこまで確信を持てたのは、これまでコクヨが培ってきたナレッジと、新しい価値を生み出そうとするクリエイティビティが社内にあふれていたため。面接で本社を訪問したとき、なんて感性あふれる会社なんだとワクワクしたのを覚えています。伝統と新しさを融合させて前に進みつづけようとする。その姿勢に強く惹かれて、入社を決めました。
業務内容と入社後の実験エピソード
03
自分の知見を共有し、
社員の「成功の確率」を上げていく。
現在は株式会社カウネットに出向し、EC本部の本部長を担当しています。これまではECを専門に扱う部署はなく、他部署に内包されていたのですが、今後さらに流通領域に力を入れていくために2023年1月に新設されたのがこの事業本部です。私の役割は、カウネットのWeb戦略設計、WebマーケティングやUI/UX向上の推進、データ分析など、EC領域の川上から川下まで手がけること。商品を求めているお客様とどのようにして接点を持つか、接点を持った後、お客様の心を動かすために何ができるか、という視点で、施策を一つひとつ丁寧に検証しつづけています。この仕事をする上でいつも大切にしているのは、同時並行的に新しい戦略や施策を進め、仲間に一つでも多くの成功体験を経験してもらうこと。入社の経緯でも話したとおり、私がコクヨを選んだのは、自分がこれまで培ってきた知見を活かして組織の成長に貢献するためです。チームのメンバーに成功実感を得てもらうことが私のやりがいであり、そうした一人ひとりの成功が積み重なり、組織のナレッジとして蓄積されていくことが大切だと考えています。ただ、成功するには「何をもって成功とするのか」という定量的な判断基準が必要です。そのために重視しているのは、徹底的にデータ化すること。やみくもに施策を打つだけでは成功を見逃してしまうこともあるかもしれませんが、データという目に見える形にすることで、施策前後でどう変わったのか、どのアイデアが結果に結びついたのか判断できる。たとえ失敗しても、次の成功に向けたヒントになる。つまり、「成功の確率」が上がるんです。カウネットの成長を目指しつつ、自分の知見を共有し、チームメンバーの成長も目指す。それが私の役割だと考えています。
今後の展望
04
どんな生き方をしている人にも、
コクヨの商品を届けていきたい。
地方に住みながら東京で働く人、複数の仕事を兼業する人、子育てをしながらスキマ時間に働く人など、昨今は働き方が急速に多様化してきています。働き方に限らず、ライフスタイルや購買行動も変化している。生き方のバリエーションが豊かな時代とも言えるかもしれません。これまで家具や文具、オフィス用品など、様々な商品を生み出してきたコクヨは、そうしたあらゆるバリエーションに応えていく必要があると思います。そのために新たな商品を生み出すのはもちろん、ECをより有効活用して、届けるべき人に届けるための最適な仕組みをつくっていきたいです。また、社会の多様化に対応するには、自分たち自身が多様化していくのも大切。今もすでに多様性のある組織だとは思うのですが、コクヨならまだまだやれるはず。職種や経歴に関わらず欲しいスキルが自由自在に身につき、自由自在に働ける。そんな環境を用意できるよう、変革していきたいです。
Experiment Reports
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